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2012年11月15日

アクリル板を乗せるとどのくらい照度が低下するのか

以前に書きましたが、水槽を新調することになりました。新品を購入する予算がありませんので、中古の150*60*60cmのアクリル水槽を購入しました。アクリル厚は、1.29cmになります。蓋も付いているのですが、気になるのは蓋を乗せる事による照度の低下です。10%も照度が低くなるようなら蓋は乗せずに自作網蓋を乗せようかと考えていました。
実際測定しないとなんともいえないので、早速実験して見ました。結果を見てビックリですが、約3.5%の照度ロスしかありませんでした。これぐらいのロスなら、ラスを沢山飼う予定なので飛び出し防止策としてアクリル蓋を乗せるほうが得策かと思いました。
因みにガラスもアクリルも使用されている素材などによって透過率が変わってきますので、一概に蓋を乗せても照度の低下率が低いとはいえないです。因みに、アメリカではStarphireガラスという鉄含有量が低い非常に透明度の高いガラスを使用した水槽があります。ここに比較画像があります。非常に高価みたいですが、水槽などを観賞するには是非とも使用したいガラス素材です。

蓋無し
WithoutLid.jpg

蓋有り
WithLid.jpg

2012年11月 9日

水槽を買い換える

地下に設置している今の300リットルの水槽を購入してから6年以上経ちました。まだまだ使用できるのですが、サイズをアップしたいのもあり買い換えることにしました。新品を購入する資金はありませんので、中古の水槽にします。本当はガラス水槽がいいのですが、運ぶのに人数を確保する必要があるので、アクリル水槽にすることにしました。
購入する水槽サイズは600リットル。180x60x60cmぐらいのサイズになります。日本では大きいサイズになるかもしれませんが、こっちではそれほどでもないです。アクリルの厚さは1.2cmちょいです。
さて、現在の水槽には結構サンゴが入っています。色々迷ったのですが、調子悪いのもあるので数個体除いてすべて売りました。意外と高値で売れたので、生体の購入資金に当てたいと思います。
どんな水槽にしようかと今でも迷っています。今までどおりバイオペレットでもいいのですが、それでは面白くないのでちょっと違うことやりたいですね。ZEOvitも失敗ばかりだったので、もう一度挑戦という意味でこれでいこうかと。といっても、規定量のゼオライトをいれる勇気がないので半分ぐらいで運用しようかと思っています。スキマー、水流ポンプは現在のものを流用しようと考えていますが、照明はATIのT5をやめて自作でいこうかと考えています。1つの理由は出力です。ATIの安定器は非常に良いとおもうのですが、どうしてもCaralVue(旧IceCap)の安定器を使用したいので。。何故この安定器を使用したいかと言いますと、オーバードライブしてT5の出力を上げることができるからです。もちろんオーバードライブするとT5球の寿命が縮まるのですが、照度は格段にあがります。RCなどの海外掲示板でも綺麗なSPSを飼育されている方でこの安定器を使用されている方が多々います。
ライブロックは、フロリダの養殖ライブロックをメインで使用します。あとは、ずっとバケツでキュアリングしているライブロックとドライロックを使用します。エコでいきますね。笑

メインはSPSでいきます。天然物と水槽で養殖されたフラグで行きたいと思います。天然物は、すべて豪州産でいこうかと思います。個人的には天然物を購入することには否定的ですが、日本風の盆栽式も試したいということでいきたいと思います。水槽の半分で天然側と養殖側を分けたいと思います。

とまあ、色々書きましたが、実際立ち上げると色々変更すると思います。笑
Apexに力入れていたので地下の水槽はすっかり放置状態になっていましたので、これを気にしっかり管理していきたいと思います。

2012年11月 6日

赤色蛍光タンパク質と非蛍光タンパク質

LEDだけでSPSを飼育しているリビングの水槽ですが、どうも赤色のSPSの色維持ができないです。一応フルスペなんですけど、こういう結果になっております。T5だけで飼育していたときは綺麗にピンクも赤も色維持できていたので、やっぱり照明が悪いのかなあと考えました。
Dana Riddle博士のものに赤色の蛍光タンパク質と非蛍光タンパク質について書かれていたので、少しよんで整理しました。下の表がまとめたものです(抜けてるものもあるかも知れません)。
RedFloProtein.JPG

この表だけ見ると、明らかに560~600nm辺りの波長がうちのLEDシステムでは十分な強度を有していないと思います。オレンジのLEDって何だ?と思って調べるとAmber(アンバー)なんですよね。これってVolxJapanさんの製品に含まれている色ですよね。他社でもあるのかな?

リビングの水槽がLEDだけでSPSを飼育しているので、LEDでSPSが飼育できないと言うことは絶対にないと自分の経験をもっていえます。色維持も種を選択すれば大体が問題ない気がします。ただ、やっぱりLEDは短波長の光なので、必要な光をすべて入れることはコスト的にもスペース的にも難しいなと感じました。一度アンバーが入ったLEDを当ててみて様子を観察できればいいなと思いますが、自分で作るのは面倒くさいな。。。

調べているときに偶然見つけたのですが、マンガン、クロミウム、鉄などは、赤色の蛍光色の度合いが強める効果があるそうです。逆に、銅、コバルト、ニッケルは逆の効果があるそうです。
注意:蛍光色が強まるからといってマンガン、クロミウム、鉄などの濃度を急激に上げたりするのは危険です。参考にしたサイトでも、これは数分の実験だけの結果なので、長期的にどうなるかは不明です。

参考
Coral Coloration, Part 4: Red Fluorescent Pigments, a Preliminary Report of Effects of Various Environmental Factors and Color Mixing by Dana Riddle

Coral Coloration, Part Five: Non-fluorescent Chromoproteins (CP-480 to CP-562) Contrary to popular belief, not all coral colors are fluorescent by Dana Riddle

Coral Coloration, Part 6: Non-fluorescent Chromoproteins (CP-568 - CP-610) And A Newly Discovered Colorant by Dana Riddle