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2012年3月11日

Tony Vargas氏の講演

今日はReefBuilders.com主催で行われたデンバーReefStockに参加してきました。お手伝いはできませんでしたが、一応ReefBuilders.comのスッタフなので開場前に中に入れてもらい、邪魔されずに色々と見れました。
ReefStockは、毎回有名人を呼んで講演をしてもらっています。今回講演する人の1人に、Tony Vargas氏がいました。彼は、最近Two Little Fishiesから発刊されたThe Coral Reef Aquariumの作者であります。この本の主旨は、「どうすれば上手にサンゴ水槽を作れるのか?」です。当然、今回の講演もその内容でした。
内容は色々あったのですが、一番心にのったのは、立ち上げを焦るな!というものです。日本では結構よく聞く話ですが、アメリカではそうではありません。Tony氏が言っていたのは、「3〜6ヶ月ルール」ですね。これ何かというと、ライブサンド、ライブロックで立ち上げて、照明以外の器具はすべて稼働させる。その状態で「3−6ヶ月そのまま水槽をまわす」らしいです。そうすることによって、水槽が安定するようです。数カ月もすると、見たこともない生物が水槽内に湧き出ているようです。ウミウシまで出てきたとか言っていましたね。この「3−6ヶ月待つ」方法はヨーロッパでは当たり前のことだそうです。最近、欧州の水槽がすごいのは、こういったことが浸透しているのもあるのかも知れませんね。直ぐに生体を入れることほど、危険なことはないのでしょう。私もライブサンドやライブロックで立ち上げて、1週間ぐらいで生体を入れ始めますが、全くよくない行為でしたね。
また、講演中に紹介されたすごい水槽は、すべて小さな欠片から育て上げたサンゴだそうです。大体5年ぐらい立ち上げからたっているようですが、非常に綺麗で水槽にマッチした成長になっています。これは本当に凄いことで、小指の先のような欠片から50cmオーバーのサンゴに育て上げるんですからねえ。これぞ趣味の醍醐味だなと感じました。

あと、面白かった所は、ライブロックを15年使用しているが、全く問題ないとか、50cmオーバーのシャコガイの中に共生しているクマノミの話(夜間にシャコガイが閉じているときはその中で寝ているらしい!)などは、非常に面白かったです。
最後に心打たれた言葉は、「自分の成功の秘密を他人に共有すること」でしたね。Tony氏は、Julian氏を始め多くの成功者は惜しげも無く彼らの成功の秘密を他人に共有してきた。それがあったから多くの人が成功できたと。「他人の成功は、自分の成功と同じだ!」と言っていました。多くの人が自分の成功の秘密を他人に惜しげもなく共有することで、アクア界ももっと発展していくと思います。

投稿者 TAKA : 2012年3月11日 21:03

コメント

早くも後悔。。一人で無理してでも行けばよかった。。

合理性という名のせっかちなアメリカ文化の特徴がでますよね、水槽の立ち上げでは。僕が徘徊しているコミュニティーにドイツからのスレッドが立っていましたが、最低でも3ヶ月放っておくのは基本らしいですね。アメリカでは普通に行われている、食用に売っているエビ入れるとドイツで言ったら「何やってんだ?!」とびっくりされるそうです。

投稿者 Shin : 2012年3月10日 22:29

Shinさん、
では、来年来てくださいよ〜  今年は入場に2時間待ちの時もあったらしいです。多くの人が、来年は2日やってくれと言っていました。

魚とかの生体をすぐに入れてしまうと、ヨコエビとかを直ぐに食べきってしまうので、生物層が偏ってしまうと。魚を入れるときも草食系のものから入れるべきだと仰っていました。
ZEOvitも立ち上げから2週間は何も入れるなと書いてありますが、これって2週間後から生体をいっぱい入れれるということではなく、「いれてもいいけど、徐々にね」と書いてあります。やっぱり落ち着くまでに時間がかかるんでしょうね。

投稿者 TAKA : 2012年3月11日 06:35

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