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2012年1月12日
BioPelletsの色々~成功への秘訣?~
BioPellets(以下BP)って何で出来てるんでしょうか?性分解プラスチックってことだけど、それって何?な~んて疑問はあるわけです。別に何で出来ていようが効果があればそれで良いのでは?とお思いの皆さん、そのとおりです!何で出来ていようが効果があればそれで良いのです!って言ってしまうと面白くないので、今季号のCoral誌をもとにちょっと説明します。
P3HB(ポリヒドロキシ酪酸)が主なBPの成分らしいですが、幾つかのBP製品はP3HBVが含まれているようです。この2種の効果の差ですが、よく分かっていないそうです。また幾つかのBP製品は、違う成分なども配合されているようです。1つの例ですが、パウダー状のセラミックと一緒に混ぜることにより、BPを多孔質にして表面積を増やすことができるようです。
このP3HBなどがどうやって生成されるかと言いますと、Alcaligenes eutrophus(今はCupriavidus metalliduransが正しいのかな)に代表されるバクテリアによって生成されます。これらのバクテリアは、炭素が豊富な環境におかれたときに作成され、エネルギー貯蔵物質として蓄えられるようです。もちろん、他に利用可能な炭素源が無ければ代謝されるとのことです。
さて、BPを使用しても思ったような結果を得られないことってありますよね?何故成功する人としない人がいるんでしょうか?ZEOvitと違いしっかりとしたマニュアルがないのもひとつの原因だと思いますが、色々なコツはあるようです。1つはBPを利用して栄養塩を減らしてくれるバクテリアがその水槽にいない、または少ないケースです。いくらバクテリアの餌があっても、使用するバクテリアがいなければ話になりません。いないなら水槽に加えてあげれば良いのです。私が確認したのはBrightwell社のMB7のバクテリアです。これを添加後に栄養塩が減ったのは確認済みです。現在私のメインのSPS水槽では、毎週BioDigestを添加しています。餌を結構あげていますが、リン酸塩、硝酸塩共に0.04ppm以下と0ppmに近い値を維持しています。
栄養塩が下がらないときにもう1つ使う手法は、砂糖、酢、ウォッカなどの違う種類の炭素源の添加です。1つの炭素源よりも複数の炭素源を添加することで、特定のバクテリアだけでなく、多くの種類のバクテリアが繁殖して栄養塩を減らしてくれます。ウォッカなどが栄養塩を減らしてくれることは。すでに多くの人が実証済みです。添加量には気をつけないといけませんが、水槽の調子を見ながら添加すれば問題ないと考えます。
後は、BPリアクター内の流量、及びBPの量でしょうね。どこで見たか忘れましたが、規定量の2倍ぐらい入れたら栄養塩がさがりはじめたとありました。BPの使用法には、規定量が明記されていますが、様子を見ながら増やすのも1つの手だと思います。因みに私は1.5倍の量を入れています。
今後どのようにBPが発展していくかということもCoral誌に書かれています。1つは、P4HB、PHH、PHOなどの違う物質を使うという案もあるそうです。まだ、効果のほどは分からないようですが。。。
今回は、栄養塩を下げると言う点から書きましたが、色揚げについては触れていません。この点は、色々な要素がありすぎてBPだから色が揚がるとか言えない様に感じます。が、BPを使用して色揚げを成功している人からは、多くを学べると思います。機会があればそれも紹介したいと思います。
投稿者 TAKA : 2012年1月12日 16:58
コメント
BPの種類によって得て不得手があるようで、BPの成分次第なんでしょうね。ポーランドの水槽で使用しているBPの銘柄気になります。
投稿者 Tank : 2012年1月11日 21:00
Tankさん、
BPに含まれている成分ですが、主成分はどの製品も同じっぽいことがCoral誌に書かれています。あとは、各社独自の工夫をしているようです。
確かポーランドの人の水槽は、僕がエイジさんところで販売していたNP Reducing BioPelletsだったと記憶します。
投稿者 TAKA : 2012年1月12日 09:35