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2010年12月02日

T5蛍光灯のアドバイス by Grim Reefer Part1

T5蛍光灯も日本に本格的に輸入され始めましたし、今後の日本のアクアリストからの報告が待ちどうしい限りです。そんな中、RCでT5蛍光灯のアドバイスをして下さるエキスパートがいらっしゃいます。その名もGrim Reefer氏。ちなみにお会いしたことないですが、コロラド在住!この方から彼のサイトのT5に関するページを使用する許可を頂きました。何かしらのヒントになればと思います。

Grim Reeferは始めに2つの間違った情報がT5にあると言っています(T5が市場に出た当初の話ね)。1つ目はT5蛍光灯の寿命。T5蛍光灯の販売元は寿命を「2年」と謳っているところが多いようですが、これはあまり正しくないようです。サンゴの色、成長を考えた場合、長くても1年、できれば10ヶ月で交換すべきだと言われています。2つ目は、T5蛍光灯には冷却ファンがいらないという事。これは、あまり水槽内に熱をもたらさないという点ではあっているようです。しかしながら、T5蛍光灯自身のパフォーマンスという点では違うようです。アクアリウム用で使用されるT5蛍光灯はHO(High Output)やVHO(Very High Output)の様に、通常よりもオーバードライブして使用されているので熱の問題は無視できません。冷却ファンを使用しない灯具では、T5蛍光灯の寿命が短くなります。また、冷やす場所も非常に重要で、T5蛍光灯の中央部分を冷やすさず、を冷やさなければいけないようです。

器具について
灯具は、オークションなどで売られているノーブランドを使用するのではなく、ちゃんとしたブランドのものを使用するように勧めています。
また、水深が40cm以上で強い光を必要とするサンゴを飼育する場合、T5蛍光灯1つ1つに反射板が付いている灯具を使用するべきだと言っています。反射板が全体に1つしかない場合でも、その素材の反射効率が高い場合はまだ許容できるとあります。
次に、灯具自体に冷却ファンが付いていることも重要な要素だといっています。これは、球の寿命やパフォーマンスに影響するからです。

システムライトについて
上記に書いたように、反射板が個々のライトについていること、冷却ファンがついていること、塩害を防ぐためのシールドがついていることが重要だと言っています。塩害を防ぐシールドがないと、反射板やT5蛍光灯自体に塩がついて大変だと言っています。また、このシールドが付いていることにより、灯具自体を水面近くまで下げることが出来ます。Grim Reefer氏曰く、灯具は水面から15~20cm以上離すべきでないと言っています。理由は、光が水槽外に漏れるため効率が悪いからだそうです。もし、シールドがない場合は、水面から10cmぐらい離せば、1週間に一回すこし拭くだけで最小限の塩害に抑えられるようです。


球の種類と選択肢
どの出力の球を選択すれば良いかというと、自分の水槽の長さに合わせれば良いとあります。
20 watts for the 18” lamp
24 watts for the 24” lamp
39 watts for the 36” lamp
54 watts for the 48” lamp
80 watts for the 60” lamp
105 watts for the 72” lamp

使用する球の必要数
なにやら標準の基準があるようで、水槽の奥行き7.5cmに付き1個らしいです。また、各蛍光灯を寄り近く設置することで、光が縞に分かれないとあります。


オーバードライブすべきか
水深が50cm以下の場合は、オーバードライブしなくても良いそうですが、60cmを超えるとしたほうが良いとあります。しかしながら、SPSをメインにするなら50cm以上はオーバードライブを考えたほうが良いとか枯れています。


http://home.comcast.net/~stevelarsen00/site/?/home/

投稿者 TAKA : 2010年12月02日 06:33

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コメント

こんにちは、
家の水槽ではT5器具を使用しているためすごく参考になりました・・・
ATI製にしててよかったー!
しかしまだまだ日本では交換球を探すのも苦労します、その点海外は名の通ったT5バルブがたくさんあってよいですね。

投稿者 ponta : 2010年12月01日 16:18

pontaさん、
ATIは最高です!笑
日本国内のT5球の種類はまだまだ少ないので今後に期待ですね。日本製のものにも期待したいところです。

投稿者 TAKA : 2010年12月02日 09:30

まいどです。いつも海外からの情報ありがとうございます。今私は以前からTAKAさんが紹介されていたT5を日本でも紹介しようと先日から微力ですが、記事を書いています。ただ調べている時にわからないことがありましたのであつかましく質問させてください。
同じ販売元の同じ球の場合。単に長さが長いだけでなく、Wが大きい球のほうが明るいのでしょうか。(例:24Wと54Wなら直下での明るさは54Wのほうが明るいのでしょうか)
HOやVHOもそうなんですが、さらに調光なんぞ出てきたら球の寿命とか私の脳内がパンクしてしまいます。
ところでこの記事を引用してT5の記事を自身のブログで紹介したいのですが、引用元として紹介させていただいてもよろしいでしょうか?

投稿者 Y屋店長Y : 2010年12月03日 08:28

Y屋店長Yさん、
ブログいつも拝見させて頂いております。私のブログと違い、分かりやすく論理的に書かれているなあと、勉強させていただいています。
どうぞご自由に私のブログの内容を使用していただいて結構です。今後も特にお知らせいただかなくても結構です。1つだけ知っておいてもらいたいのは、(当たり前ですが)ブログの内容がすべて正しいとは限らないと言うことです。所詮私は皆さんに比べると初心者なので間違っていることが多々ありますので。その点だけご了承ください。

さて、ご質問の件ですが、私も疑問に思っていましたので、Grim Reefer氏に聞いてまいりました。答えは、「長い蛍光灯、要するに高Wの方がPAR値は大きくなるが、心配するほどの差はない。」って事でした。

投稿者 TAKA : 2010年12月03日 10:33

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