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2010年11月30日

植物の光合成に必要な光

エイジさん所の掲示板にTankさんが投稿した記事に興味が惹かれました。内容は、「実は太陽の光は植物にとってベストではないんです」ってなこと。なにやら赤と青が良いとの事。これを読んで思ったのは、フィコエリスリン(フィコビリンの1種)はあまり植物の成長に必要なく、クロロフィルa,b、カロテノイドが吸収する光だけを与えれば良いのか?ってこと。
下のグラフは、植物の光合成に必要なスペクトラムとクロロフィルa,b、カロテノイドのスペクトラムを合わせた物です。


黒:植物の光合成反応、緑:クロロフィルa、青:クロロフィルb、オレンジ:カロテノイド
(THE PULSE SPECTRUM LED GROW LIGHT DESIGN BLOGより引用)

見事に当てはまっていますね。因みに下が太陽光のスペクトラムです。
sunlight-spectrum.jpg


元ネタ
http://www.1023world.net/bbs/chat-1290910054

参考
http://www.pulsespectrum-design.com/


追記
クロロフィル:直接光化学反応を担う
フィコビリン:吸収された光は、クロロフィルに渡されて初めて光合成に利用される
   →間接的に光合成に使用されるので効率が悪い。補助色素とも言う。

フィコビリンが入らないかと言うとそうでもないらしい。と言うのは、水中において常に赤や青の光を受けられるとは限らないので。緑系の光があればそれを有効利用すれば全体としてのバランスが保たれる。

2010年11月27日

ECO Systemに海水注水!

ついにEco System水槽に海水を注水しました。ライブロックは使用せずにドライロックを海水に2~3ヶ月浸けていたものを使用しました。写真を見れば分かりますが、うっすらと茶苔が付いています。ヨコエビが一緒に入ってしまいましたが、よしとしましょう。
見て分かるように水槽背面に水色のバックウォールを張りました。これで後ろに設置したサテライトLのエコ層を隠すことができます。見た目はこのほうが断然Good!
立ち上げマニュアルによると、珊瑚や魚を入れることができるまで6-8週間かかるとあります。ただ、2週間後には海藻をエコ層に入れることができるあります。楽しみだ~!



2010年11月24日

自作キャノピー

立ち上げ予定のエコシステムの水槽ですが、どのようにLEDランプを付けようかと迷っていました。悩んだ挙句の答えは、自作のキャノピーに取り付けることです。早速自作を開始。私は不器用なので、異常なほどに器用な妻に手伝ってもらうことにしました。妻の器用さは尋常じゃない。。。
簡単な設計図を書いて、木を切り、螺子をうち、そしてニスを塗り。やっとこさ完成!木を切ったのが私だったので、結構でこぼこになってしまいました。。。orz  まあ、今後暇があるときに作り直せばいいや。


2010年11月22日

医療用のDosing Pump

オークションサイトのeBayには色んな物が販売されています。数年前に購入した医療用のDosing Pumpもそんな物の1つだと思います。中古で結構オークションに出ていて、大体がアクア用の2-Partシステムで使用されています。医療用だけあってかなり正確なようですし、色々と調整もききます。ず~っと使用していなかったのですが、ちょっと何かに再利用しようと考えています。

MedicalDosingPump.jpg

2010年11月19日

ルリヤッコとフレームエンゼル

今日仕事帰りショップによると自分好みのルリヤッコとフレームエンゼルがいました。ルリヤッコは黄色部分が多い個体でフレームは自分が見た中では結構赤みが強い個体でした。少し迷いましたがお持ち帰りすることにしました。



2010年11月18日

ECO Systemをはじめよう!

随分前から構想していたECO System水槽をついに立ち上げる準備ができました!自然に湧き出るプランクトンなど楽しみたい!
大きな水槽を設置する場所も予算も無いので30cmキューブ水槽で立ち上げることにしました。ミラクルマッドを入れるところはサテライトL。ポンプはやどかり屋さんで出ていたPico Magを使用する方法をとりました。少しマッド上を流れる流量に不安はありますが、まあ今はあまり深く考えずにいくことにしました。
因みに、ミラクルマッド上の流量は40ガロン水槽で800GPH。今回使用した水槽は7.5ガロンだから約1/5なので流量は単純に160GPHとしても全然流量がたらない。。。

基本魚を入れない予定。もし入れるとしたらケーブバスレットが候補。照明は、LEDだけ。海藻はホソジュズモかな。珊瑚は上部にSPS類を少々、後はマメスナを入れる予定。


設置方法は、本家のサイトを参考にしました。
http://ecosystemaquarium.com/products/eco-marine/miracle-mud/setup-instruction.html

設置方法の原文

Set-Up Instructions

Place the appropriate amount of MIRACLE MUD® into Chamber #2 of the EcoSystem Aquarium® Filter. Level it to create an evenly distributed, 1-inch thick mud bed when packed down (at least 1 to 1.5 inches of dry Miracle Mud), to ensure adequate denitrification takes place.


Place plastic bag or plate on top of the MIRACLE MUD® bed. Slowly pour water on top of the plastic bag or plate, allowing water to overflow onto the mud bed. Do not pour water directly onto the mud bed. This will stir up the mud, causing it to become suspended in the water, making the water cloudy. When this happens, it will take a long time for the suspended mud to settle. Once the desired water level is reached (about 10 to 12 inches of water), remove the plastic bag or plate from the EcoSystem Aquarium® Filter.
Allow the MIRACLE MUD® to settle to the bottom (if you follow the above directions carefully and don't accidentally pour water directly onto the MIRACLE MUD® bed, the water should not be cloudy). Once it has settled, remove any floating particles with a net or paper towel.
Turn on pump at recommended flow rate – please see table below.

* The flow rate shown in the table is highly recommended for the EcoSystem filters in order to optimize the efficiency of the EcoSystem Method. However, the current** and/or flow rate within the main display aquarium is totally different/independent of the flow rate that flow through the EcoSystem filters.

** The flow rate and/or current within the main display aquarium can be ranging from as little as 10 times and up to 40 times of the aquarium water volume depending on the aquarium inhabitants that you keep. For example, for the sps corals dominated reef aquarium the gentle current / flow rate within the tank must be very high while the soft and lps corals dominated reef aquarium would like low flow rate and gentle current.
Cycle the tank for 6 to 8 weeks. During the second week, add macro-algae (we recommend Chaetomorpha Caulerpa). Tie the macro-algae and/or plant strands to small pieces of live rock or other rock, with fishing line. Scatter the macro-algae/plant "rocks" over the MIRACLE MUD® bed. We recommend that you prepare a minimum of 10 to 20 macro-algae/plant rocks to avoid a macro-algae/plant mass die off.
After the cycling period is ended, fish and corals that have been quarantined may be introduced into the aquarium.

2010年11月16日

BioPelletsボックス

魚水槽に入れているBioPelletsは、ネットに入れて落水でBioPelletsメディアを撹拌していました。これだと一部が撹拌しないので気になっておりました。少し前に99¢ストア(日本の100円均一と同じ)に行って小さなコンテイナーを購入していました。こいつの蓋を取り除き、その上に網戸に使用する網を被せ、一部に穴を開けてメインからのホースを突っ込みました。穴の大きさがホースの口径とほぼ同じなので、今のところBioPelletsメディアがコンテイナーの外に漏れることはないです。
下の映像をみて分かるように、少し流量が多すぎますので、途中で分岐してBioPelletsボックスの方にはボールバルブをつけて流量を調整できるようにしようかと考えています。

2010年11月15日

Artemia naupliiとは

Artemia naupliiとはどうやらブラインシュリンプの幼生のことのようです。それなら自宅で卵から育てることも簡単ですね。ただ、そのくらいの孵化の効率などを考えると少し躊躇してしまいます。それで少しネット調べるとArtemia nauplii自体を瓶詰めで売っているのを発見!販売元も有名なOcean Nutrition。ラベルの記載を見ると、自分で湧かしたブラインシュリンプの幼生となんら変わりがないとの事。しかも開封後4-6週間もつように改良もされているようです!
因みにOcean Nutritionが150万匹ほど入ってるようです。こりゃー試すしかないでしょう!SPSが捕食してくれるといいですが。。。ってショウガサンゴは食べるとあったので大丈夫でしょう。
http://www.marinedepot.com/Ocean_Nutrition_Instant_Baby_Brine_Shrimp_20g_Brine_Shrimp_Eggs-Ocean_Nutrition-ON1731-FIFDDRBS-vi.html


2010年11月14日

Bio-Mate from KZ社

ZEOvit水槽の一部にシアノバクテリアが出て気になっていました。先日購入したBio-Mateが効果があるとのことでしたので、試しに添加を開始。過剰添加は怖いので1週間に2回ほど添加しました。そうするとなんと2回目の添加後2日でシアノがきれい消えました。今まで水換えしても効果がなかったので、明らかにBio-Mateによる効果だと思われます。今後シアノが出たら再度効果の程を確かめたいと思います。

日本でも販売が開始されたようなので、シアノでお困りの方は試してみると良いかもしれませんね。


BioMate.jpg

2010年11月11日

餌食は光合成を促進する

昨日届いたCoral誌にまたまた興味深い記事が載っておりました。以下要約です。詳しくはCoral誌を購入することをお勧めします。

十分に栄養を与えていないサンゴは、強照明にも関わらず思うような成長が見られないことがあるようです。このような現象が見られるときは、動物性プランクトンを与えることによって解消されるようです。自然を考えると、豊富な動物性プランクトンと十二分な光があります。これを水槽で再現しようとすると、強化照明に加えてプランクトンを餌食することでできます。また、褐虫藻は余分なアミノ酸を作り、グリセロール⇒グルコースと変化して、結果的にサンゴに吸収されていきます。

ショウガサンゴ(Stylophora pistillata)に8週間動物性プランクトンを与えたところ、石灰化(Calcification)の速度が2倍になったとの記載があります。これは強化照明をつけたくない、もしくはつけることができない場合に、動物性プランクトンを与えることで珊瑚の成長をたすけることになるとあります。この理由を2点挙げられています。
1.CO2が沢山作られることにより、より重炭酸塩(bicarbonate)が作られるから
2.沢山の栄養により沢山のエネルギーが作られ、それが間接的に光合成をより促進させるから

生餌をサンゴに餌食することにより、サンゴの組織の成長とタンパク質密度も上がるようです。タンパク質密度があがると、脂質(Lipid)も増えるそうです。アルテミアを与えることにより、サンゴ組織に飽和脂肪酸及び不飽和脂肪酸が増えることが確認されているようです。例としてショウガサンゴが上がられており、照明の強弱にかかわらず褐虫藻の密度があがったようです。光合成に関係あるクロロフィル(Chlorophyll) aとc2の密度もあがったようです。(これは、栄養塩が高い水槽でサンゴが茶色になる事と同じ事。)

サンゴが飢えている現象の例として、ポリプの開きが悪かったりといったことがあるようです。こういう場合、生餌を与えることにより、サンゴに十分な栄養を与えることができるとあります。継続的な餌食は難しいですし、また栄養塩が高くなるのも非常に問題となります。栄養塩の問題(硝酸塩、リン酸塩)は、BioPelletsに代表される生分解性プラスチックを使用した製品で栄養塩を低く抑えることができるとあります。

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読んで分かると思いますが、サンゴのパステル化とは全く関係ないですからね。餌食することにより、強化照明じゃなくてもサンゴの成長を助けることができるってのがポイントでしょうか。

2010年11月 9日

活性炭にも色々種類が

各社から活性炭が販売されています。また、品質も各社まちまちの様です。ZEOvitを販売しているKZ社の活性炭は非常に高品質だと言われています。特にリン酸が殆ど含まれていないとか。ZEOvitのガイドにあるようにRO水につけたり、熱湯で煮たりすることで活性炭に含まれているリン酸を抜くことができるようです。
リン酸が含まれるのかも重要ですが、活性炭にどのような孔が開いているのかも非常に重要な要素です。Bulk Reef Supplyという会社では、Bituminous (歴青炭)、Lignite (褐炭)、ROXの3種類の活性炭が販売されています。特徴は、Bituminousは孔の大きさが小~中、Ligniteは大、ROXが小~大になるようです。Reef Bulk Supplyの説明によると、アクア用では大きい分子の成分を取り除く事が重要らしく、その為孔の大きさは大を推奨するようです。
下のYoutubeのビデオで各種活性炭の性能をデモしています。黄色い色は大きい分子、青色は中くらいの分子の代表のようです。ビデオを見ると分かりますように、Bituminousは孔サイズが小~中のため青色を取り除くことができていません。それに対してLigniteはほぼ黄色と青色すべて取り除くことができています。しかしながら小~大の孔をもつROXに比べると少し青みがかかっているのが分かります。
中々興味深い実験だと思います。

2010年11月 1日

硝酸塩1ppmは高い?

先月の外部水質検査機関での水質結果ですが、硝酸塩1ppm、リン酸塩0.01ppm。リン酸は天然海水と比べても濃度に問題は無いと思います。しかしながら天然海水の硝酸塩の値が0.05ppmだと言うことを考えると1ppmって決して低い値じゃないですよね。サンゴの色とか別にして、この硝酸塩の値を1ppmにしたい!BioPelletsを増やすか、BioDigestを添加するか、それはもう少し考えるとして、何よりも1pmm以下を測定できる硝酸塩試薬が必要!現在使用しているAPIの硝酸塩試薬では0ppmの次は5ppm。これでは1ppm以下を正確に測定することができません。そこであの試薬が登場するのです!(←かなり強引にここに持ってきた。笑)