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2009年07月31日

フォルマリン治療

いやー、またやっちゃいました。。。信頼できるところから購入した魚だったので、そのまま魚水槽にポチャンとしてしまいました。そして次の日に悲劇が起こりました。ハナダイ2匹が☆に、また昨日入れた魚も☆に。で、ゴールドフレークの成魚もなにやら動きがおかしい。。。
今まで色んな治療薬を使用してきましたが、今回はフォルマリンを使用することにしました。フォルマリンの容器には、1ml/18Galと書いてありましたので、20Galのタンクに規定量より少し少なめの1mlを入れました。フォルマリン治療をするときに注意する点として、水中の酸素濃度があります。フォルマリンは、水中の酸素を奪うのでエアレーションをしないと酸欠状態になってしまいます。

さて、こうも魚水槽の調子が悪くなるので、1回リセットしたいと思います。いつになることやら。。。

2009年07月28日

リン酸吸着+活性炭+ゼオライト

今日、ネット通販でサマーバーゲン品を見ていたら、面白い商品を発見しました。それはなんと、リン酸吸着+活性炭+ゼオライトが一緒になった製品です。別に特別なメディアではなく、只単に鉄系のリン酸吸着剤と活性炭とゼオライトが混ざった製品です。混ぜりゃー良いってわけじゃないですが、中々なアイデア商品ではと思います。でもセールになってるので、人気がなかったのかな?でも、面白そうなので購入することにします。(笑)
比率は、以下のようです。因みに商品の名前は、ベタで「PhosPure® plus Zeolite & Carbon」だそうです。

64% high capacity cation exchange Zeosorbent
25% granulated Ferric Hydroxide
11% acid-washed Activated Carbon.

2009年07月27日

Tropic Marin Pro Reef人工海水の素

KZ社のReefer's Best Salt(以下RBS)って言う人工海水の素から現在は、Tropic Marin社のTropic Marin Pro Reefに変更しています。両者ともあまり値段は変わらないのですが、インスタントオーシャンに比べると近くします。なんでこんな高い塩を使用しているかと言いますと、天然海水のレベルにCa、Mg、KHなどが調整されているからです。自分的に、RBSはばらつきがあるような気がしたので、長年の実績があるTropic Marin社に変えた理由です。
さて、RCを見ていたときにTropic Marin PRO Reefのパラメターは、Ca=450、KH=8.5、Mg=1380だと知りました。それで、昨日自分でTropic Marin PRO ReefのCa濃度だけ測ってみました。測定結果は、なんとCa=350!え?????そりゃー水槽内のCa濃度も350辺りになるわけだ。。。今度、もう一度Ca、KH、Mgを測りたいと思います。あまりに値が低いようならBrightwell社のNeoMarinに変え用かと思います。値段も安いしね。

2009年07月22日

安定したきた?

さて、ZEOvitシステムでまわしているSPS水槽ですが、非常に安定してきたと思います。まず、苔のつき方が非常に遅くなりました。以前は、1日ごとに水槽面を掃除しないといけませんでしたが、今は、3~4日間隔で良いです。また、ORPも非常に高くなってきました。以前は、320前後でしたが、今は380前後まで行きます。最後に、サンゴの色ですが、非常にパステルカラーになって来ました。写真にいくつか撮ったのですが、まったく本当の色を再現できないので載せませんが、かなり良い感じです。特に青系がよいです。KZ社のカリウム添加剤の添加量を1.5倍に増やしたのが良かったのかも知れません。今のKZ社のカリウム添加剤を使い切ったら、次はBrightwell社のものを使用したいと思います。
しかし、サンゴの写真を撮るのは難しいですねえ。一眼レフだったらもっと綺麗に撮れるのかなあ?サンゴの色揚がりをいくら「文章」で表現しても1枚の「写真」には勝ることはできませんし、ある意味語るのも無意味に感じます。まあ、自分のメモということで。。。苦笑

2009年07月21日

カリブ産の魚

USに住んでいると、当然ながらフロリダ産の魚を購入する機会が増えます。大型ヤッコならクイーンエンゼル(Holacanthus ciliaris)ブルーエンゼル(Holacanthus isabelita)グレーエンゼル(Pomacanthus arcuatus)など。イエローヘッドジョーフィッシュ(Opistognathus aurifrons)ラスティーゴビー(Priolepis hipoliti)などもフロリダに生息しています。
自分の飼育している(いた)魚を考えてみると、あまり大型魚を飼育したことが無いです。居たのは、タテキン、キンチャクダイぐらいなものでしょうか。やはり水槽サイズも大きくないといけないし、何しろサンゴと一緒に入れられない魚もいます。でも、興味ありありです。

2009年07月20日

シュードモナス属(Pseudomonas spp.)と病気とZEOvit

硝酸塩窒素還元するバクテリアとして有名な通性嫌気性細菌の一種であるシュードモナス属のバクテリア。こいつは正義の味方だとしか考えていませんでした。しかしながら、考えればすぐに分かることなのですが、シュードモナス属でも100種以上が確認されており、当然その中には悪いやつもいる訳です。どこで読んだか忘れてしまったのですが、一部のシュードモナス属のバクテリアが原因で魚が病気になってしまうと読みました。それで少し調べてみると、結構当たり前のことのようです。(ってか知らないこと多すぎ。)
なぜシュードモナス属だけを取り上げたかと言うと、ZEOvitシステムなどとの関係に興味が湧いたからです。ZEOvitなどのシステムではバクテリアの増殖により水槽を維持します。何かの拍子にシュードモナス属の一部悪玉菌が極端に増殖して、魚に害を与えないのかな?というのが疑問です。以前、水換えをしないでVodka添加を継続すると、変な病気が出てくると聞きました。確かに、一度これは経験しています。鰭が溶けて、白点みたいな物が体表を覆いました。また、先日BrightwellのMicrobacter7を入れた翌朝に一部魚が白点?まみれになっていました。Microbacter7との因果関係は不明ですが、まったく無関係とは思えませんでした。
あまりZEOvitシステムやVodka添加をしている人で、こう言った病気の話は聞きませんが、実際のところどうなんでしょうかね?

p.s.
Aeromonas(エロモナス菌)も魚の病気の原因になりますが、ここはシュードモナス属だけを取り上げました。

2009年07月19日

魚水槽の硝酸塩濃度

数週間前まで魚水槽の硝酸塩濃度は、40ppmを越えていました。何とか低く抑えたかったので、Seachemdenitrateメディアを使用したのですが、あまり効果が見られませんでした。今日、水換えの前に興味本位で硝酸塩濃度を測ってみてびっくり、なんと10ppm以下!!これってやっぱりdenitrateのおかげ?Seachemの人たちもあまり良い様に言っていなかった製品だけにちょっとびっくりでした。笑
このdenitrateが入っているリアクターは、ゼオライトに換えようかと思っていたのですが、もうしばらく様子を見ることにします。

2009年07月18日

魚水槽のろ材としてのゼオライト

少し前から考えていたことなんですが、ZEOvitシステムで使用するゼオライトを魚水槽のろ材として使用できないかなあ?ゼオライトは、海水中のアンモニア吸着するので、硝化バクテリア少なくて良いし、何よりもウェット、ドライ、ウェット/ドライろ過で出てくる硝酸塩も抑えられる気がするんだけどどうなんだろう?かりに、魚水槽ではだめでも検疫水槽などには良い気がします。

少し話は違いますが、ZEOvitシステムで使用しているゼオライトはClinoptilolite(クリノプチロライト)と言われています。化学式は、 (Na,K,Ca)2-3Al3(Al,Si)2Si13O36·12(H2O)と英語のWikiにありました。ZEOvitで使用しているゼオライトがNa(ナトリウム)ベースなのか、K(カリウム)ベースなのか、Ca(カルシウム)ベースなのかは分かりません。NeoZeoのマニュアルにはK(カリウム)ベースらしいことが書いてありますが、K(カリウム)濃度が減ることを考えるとNa(ナトリウム)ベースが妥当かと思います。
Clinoptilolite(クリノプチロライト)の親和性(Affinity)は以下の通りです。左に行くほどClinoptilolite(クリノプチロライト)に吸着されやすいことを示しています。Naベースだとすると、NH4+も吸着しますが、Kも吸着します。
あと、よくゼオライトを海水で使用するとCa(カルシウム)濃度が下がるとため問題が出る、と言われますが、以下の親和性を見る限りアンモニウムイオン(NH4+)のほうを優勢的に吸着するので、Ca濃度の低下が問題になることはないと考えられます。別の親和性を示した論文もあるみたいですが、ユーザーが使用している結果を見るとCa濃度は問題ないと結論付けてよい気がします。

Cs+ > Rb+ > NH4 + > K+ > Na+ > Li+ > H+ >> Ba2+ > Sr2+ > Ca2+ > Mg2+

2009年07月17日

Brightwell NeoZeo method Part3

予告通り今回はNeoZeoのマニュアルに書かれていることを書きます。ZEOvitと少し違うところが面白かったです。システムの概要はZEOvitと同じなので、ZEOvitのマニュアルと違うところや書かれていないところだけあげてみました。あくまでBrightwellのNeoZeoマニュアルに書かれていることを要約するだけで、書かれている事柄についての真意は保証できません。

1つ目の大きな違いがリン酸吸着剤、殺菌灯、オゾナイザーの使用を禁止していないところです。ZEOvitのマニュアルには明確に使用を勧めないことが書かれています。何故使用を勧めたり、勧めなかったりするんだろう?ここは自分ではよく分かっていません。
次にゼオライトの性質について、アンモニウムイオン(NH4+)などの1価のイオンはゼオライトによって取り除かれるが、2価のイオン(Ca2+、Mg2+、Sr2+など)は取り除かれないとあります。これは、ゼオライトによってCaやMg濃度の低下が無いことを示唆していると思います。ゼオライトはイオン交換によって1価のイオンを取り除きますので、当然違う1価のイオンが水中に放出されます。この1価のイオンですが、主にカリウムイオン(K+)と書かれています。これを真に受けると、水中のカリウム濃度は上がるはずです。しかしながら、「ZEOvit系のシステムではカリウム濃度がさがる」ってのが一般的な理解です。ところが、ポタシオンの製品説明を見ると「ゼオライトによりカリウム濃度が下がる」と書かれています。これって矛盾してない?それとも、アンモニウムイオンが水中に十二分に無いときは、次にカリウムイオンがゼオライトによって取り除かれるのかな?イオン交換の親和性がキーだと思いますが、私には知識がありません。
次にゼオライトを入れる容器について。ZEOvitではZEOvitリアクターのように、リアクターの一部を振ることでリアクター内を詰まらせないようにしていますが、NeoZeoでは違う方法も記載されています。それは、リアクターについているポンプの流量を上げて詰まらないようにすることです。これは意外に気づきませんでした。何が良いかと言うと、特別なリアクターを用意しなくてもフォスバンリアクターのようなものでも代用できることです。
初期のゼオライトの量も違います。ZEOvitでは、立ち上げ当初から規定量のゼオライトを入れますが、NeoZeoでは、1週間ごとに20%ずつ増やしていきます。ここから理解したのは、ゼオライト投入当初に急激にアンモニアイオンを水中から取り除くと、生体によくない影響があると言う所です。少しだけマニュアルにも記載されています。また、ゼオライトの交換時には、すべて交換するのではなく、75%だけ交換しろと書かれています。ZEOvitフォーラムでは、90%交換を推奨されていますが、マニュアル(v1.03)への記載はありません。
最後に大きな?差を。前回の記事で気づいた方もいると思いますが、NeoZeoの基本添加剤はZEOvitよりも1種類少ないです。Zeofood7に当たるものがNeoZeoにはないのです。もしかするとReef BioFuelに含まれているのかもしれません。個人的には、NeoZeoのほうが添加剤の種類が少なくなって良いと思います。
NeoZeoマニュアルの最後のほうに面白い記述があります。それは、陰日性サンゴであるTubastraea sp.に餌食を行わなくても、NeoZeoシステム+複数のビタミンだけで飼育できると言うものです。実際、Brightwell社では、この方法でTubastraea sp.が成長しているようです。これは中々面白いところだと思います。

2009年07月16日

Brightwell NeoZeo method Part2

さて今日は予告通りZEOvitNeoZeoコスト比較を行います。あまり販売している企業にとっては面白くないかもしれませんが、購入する側としてはラーニングコストは非常に重要です。特に同じような仕組みで作用するのに、コストだけが高いのはユーザーにとっては何のメリットもありません。
まず、KZ社とBrightwell社の日本での販売価格ですが、どちらもUS価格の3倍ぐらいです。卸値などを考えると個人的には少し高い気がしますが、輸送費や店舗維持の費用を考えるとそんなものなのかも知れません。まあ、両者とも同じ割合の割り増し度なので、コスト比較はで行います。

前提条件
ZEOvitとNeoZeo共に、初期の立ち上げ方や安定するまでのやり方は少し違います。しかしながら、添加頻度などはマニュアルからほぼ同じと判断しました。また、どちらのシステムも超低栄養塩環境を目指すものなので、この超低栄養塩環境になったときのラーニングコストを比較します。
計算は、実質水量100Gal(400リットル)の水槽で行っています。

ZEOvit
ZEObac: 50ml = $59.99 -> $1.20/ml
Zeofood7: 100ml = $29.99 -> $0.30/ml
Zeostart2: 500ml = $59.95 -> $0.12/ml
Zeolite: $14.25

NeoZeo
MicroBacter7: 250ml = $6.80 -> $0.03ml
Reef BioFuel: 500ml = $12.20 -> $0.02/ml
Zeolite: $8.10 -> $8.10/100gal

上記だけを見るとNeoZeoがめちゃくちゃ安いですが、添加量が全く違うので単純比較できません。そこで各マニュアルにそって下記のように添加量を計算しました。
ZEOvit
ZeoBac: 4Drops(1ml) x 7回/月 -> $8.40/月
Zeofood7: 4Drops(1ml) x 7回/月 -> $2.10/月
Zeostart2: 0.3ml/日 -> $1.08/月
Zeolite: 1L/6週間 → 2/3L/月 -> $9.50
合計:$21.08/月

NeoZeo
MicroBacter7: 10ml/週 -> $1.09/月
Reef BioFuel: 5ml/日 -> $3.66/月
Zeolite: 1L/6週間 → 1/2L/月 (NeoZeoでは、Zeolite交換は一回に75%だけする) -> $4.05/月
合計:$8.80/月

各水槽によって添加量などは微妙に違いますが、でも大体これぐらいの差があるでしょう。約2.5倍、ZEOvitのほうがラーニングコストが高いです。USでのZEOvitの金額なら大丈夫かもしれませんが、これが日本での価格である3倍になるとどうでしょうか?かなりコストを気にしなければいけない常態になります。

備考
Zeobacですが、開封後冷蔵庫に入れておいても3ヶ月で使い切る必要があります。それを考えるともう少し高くなる可能性もあります。
また、KZ社、Brightwell社はサンゴの色揚げを目的とした各種添加剤も販売されています。これらも状況に応じて添加する必要があると思います。どうしても全体的に価格が高いZEOvitは不利に成らざる負えません。しかしながら、ZEOvitの現在の有利な点は、十二分にユーザーがいる事とZeovit forum随時ベテランからアドバイスをもらえるところです。これは、英語が出来る人には非常に心強いです。NeoZeoは、まだまだユーザー数が少ないので、「NeoZeo」としてはアドバイスがもらいにくいかもしれません。(まあ、原理は同じなのでZeovitのアドバイスが参考になるかもしれませんが。。。)
ちなみに、今回は価格だけの単純比較であって、それぞれの製品の品質は?です。ZEOvitのほうが良いかもしれませんし、Brightwellのほうが良いかもしれません。これは、もっと長期的に見ないとわかりません。手元にNeoZeo製品があるので、ぼちぼちシステムを立ち上げようかとも考えています。

次回は、NeoZeo methodに書いてあるマニュアルについて書く予定です。

2009年07月15日

Brightwell NeoZeo method Part1

KZ社のZEOvit Methodは、超低栄養塩環境を構築し、SPSの色をパステルカラーに仕上げる、と言うのを謳い文句に販売されています。海外でもそれなりのユーザーがおり、また成功を収めている人も沢山います。当然ながら後発製品も沢山出てきます。そんな中で出てきたのが今話題のBrightwell社のものです。その名もNeoZeo Methodです。日本ではまだ発売されていませんが、日本のZEOvitの値段よりも格段に安くなるでしょう。試したい人にはもってこいだと思います。(詳しいコスト比較は後日します。)

NeoZeo Methodは、ZEOvitと同じシステムと断定して良いと思います。詳しくは後日に書きますが、ゼオライトを使用し、バクテリア炭素源の添加により超低栄養塩環境を構築して、SPSをパステルカラーに仕上げます。

NeoZeo.jpg
ZEOvitシステムは、基本3種の添加剤を使用するが、NeoZeoでは基本はバクテリアと炭素源の2種の添加剤を使用する。


右側がKZ社のゼオライト、左側がBrightwell社のゼオライト。見て分かるように、KZ社のものはかなり細かいゼオライトも含まれるが、Brightwell社のものはあまり細かいものはない。

下の写真も右側がKZ社のゼオライト、左側がBrightwell社のゼオライト。色の違いが分かりやすいように水でぬらしています。KZ社のものは緑っぽいけど、Brightwell社のものは薄い茶色になる。(これは濡らす前もそうです。ただ、違いがわかりにくい。)この色の違いは、ゼオライトそのものが違うのか、それとも加工の段階での違いなのか興味があるところです。

次回はコスト比較をするつもりです。

2009年07月14日

VorTech恐るべし。。。

少し前にロックビューティーの幼魚(3cm)を購入して、餌食いも良かったのでメイン水槽に放流していました。先日餌をやっていると姿が見えません。。。嫌な予感。。。で、探しているとVorTech MP40の餌食に。。。やはり水流の強さを最強にしていたのがまずかったようです。周りに専用にフォームをつければよいのですが、ゴミが溜まるので付けたくないです。
しかし、VorTechの威力を下に見すぎていました。反省。。。皆さんも気をつけてください。特に幼魚は。。。

2009年07月13日

ATI Powermodule T5蛍光灯54W x 8

大分前に購入したATI Power module 48inchですが、やっと先週に取り付けることができました。いやー、設置まで長かった。。。今まで吊り下げていたメタハラとは比較にならないぐらい思いので、設置方法を考えているうちに長くなってしまいました。
設置後の感想ですが、明るい!!!メタハラと遜色ない感じです。たぶん、メタハラ使用時は14000Kだけだったので、今回T5蛍光灯とは言え10000K12000Kを複数使用しているからかもしれません。写真で比較したほうが早いのですが、上手く撮れず断念しました。
明るさだけでサンゴへの影響を測れないので、PAR値(光合成有効放射)を測ることに。予想していた通り、水槽上方のPAR値はメタハラ(250Wx2)の時とあまり変わりませんでした。但し、底の方はメタハラのPAR値のほうが高いです。一つ書かなければいけないのは、メタハラ灯具の設置場所は、T5蛍光灯灯具より10cmほど上部に設置していたこと、それとメタハラが8ヶ月使用したものであるということ。しかしながら、SPS飼育に必要なPAR値である400~600辺りはT5蛍光灯でもクリアしています。逆に、新品のメタハラだと必要以上の光がサンゴに届き光阻害((photoinhibition))が起こる可能性があります。
次にT5蛍光灯からの熱ですが、メタハラとは比べ物にならないぐらい熱が少ないです。灯具の下に手をかざしても、「暖かい」程度でメタハラのように「焼き尽くす」感じでは全く無いです。当然ながら、水温上昇も抑えられ、1日のうちにクーラーが作動することも極端に少なくなりました。
今まで使用していた照明は250Wx3 + 65Wx2=880Wでした。それが一挙に54Wx8=432Wに減りました。半分以下ですね。これでスキマーの変更と合わせて、単純に790W消費電力を削減しました。来月の電気料金の請求書を見るのが楽しみです。


2009年07月11日

リン酸クロロキンを入手

昨日、リン酸クロロキン(CHLOROQUINE PHOSPHATE )がインドから届きました。購入途中で医師の処方箋の有無を聞かれますが、「もっていない」にチェックを入れて、理由に「魚の白点治療」と記入しました。税関で引っ掛かるかなと思いましたが、少し時間はかかりましたが無事に到着しました。
ご存知の通り、リン酸クロロキンは、抗マラリア剤になります。しかしながら、渦鞭毛虫の一種のAmyloodinium ocellatumによるウーディニゥム病白点虫(Cryptocaryon irritans)による白点病の治療に有効と言われています。これらの病気は、銅治療などで治療可能ですが、無脊椎水槽では使用不可です。1月にも下記ましたが、 Bob Goemans氏とLance Ichinotsubo氏のThe Marine Fish Health & Feeding Handbookの中にリン酸クロロキンを餌に混ぜて与えることにより、無脊椎水槽でもウーディニゥム病や白点病治療で良い結果が得られたと読みました。
今回のリン酸クロロキンの購入目的は、無脊椎水槽で本当にリン酸クロロキンを使用してウーディニゥム病や白点病を治療できるか、の実体験を積むためです。いきなり本水槽で使用する勇気は無いので、初めは無脊椎をいれた別水槽で試そうと考えています。
ChloroquinePhosphate.JPG

2009年07月10日

Bacterioplankton(バクテリオプランクトン)

Tetsuoさん所で聞いたこの名前、一体何なのかもう少し調べることにしました。
まず、プランクトンと言う言葉ですが、自分が理解していたものと大分違いました。以下Wikiからの抜粋です。
「プランクトンとは、浮遊生物のことであり、水中を漂って生活する生物を指す言葉である。ケイソウや小型甲殻類、クラゲ、魚類の幼生など、様々な分類群に属する生物を含む。遊泳能力を全く持たないか、あるいは遊泳能力があっても水流に逆らう力が軽微であったり比較的小型の生物であるため結果的に漂うことになる生物が大部分である。プランクトンは分類学的単位ではなく、生活の類型による分類である。」
で、要するにBacterioplanktonは、浮遊性のバクテリアを指すということ。CF誌のだに氏の言葉を思い出します。

以下メモ
・シアノバクテリア(藍藻)は、光合成をするバクテリオプランクトンに分類される
・多くはsaprotrophic腐生植物)であるが、autotrophic独立栄養生物)のものもいる
・大きさは1µm 以下
・植物性プランクトンを捕食するものもおり、自身は動物性プランクトンの餌になっている
・Nitrosomonasなどの硝化バクテリアもバクテリオプランクトンに含まれる

⇒やはりZEOvitなどのバクテリオプランクトンシステムは、これらバクテリアを通常より多く発生させて超低栄養塩環境を実現し、不足分は添加剤で補う。バクテリオプランクトン自体は、特別なものではなく一般的に水槽内にいるものだが、バクテリオプランクトンシステムはそれを十二分に活用するシステムだと理解した。

2009年07月08日

Stony Coralの捕食

ReefLifeのJuly/AugのVolumeはかなり面白いですよ!そのなかの記事の一つが「Stony Corals: Feed 'Em - They need all the food they can get」ってなやつです。
内容の結論から書くと
1.褐虫藻などを持つサンゴ(symbiotic coral)を単純に主に独立栄養生物(二酸化炭素や重炭酸塩などだけを炭素源として、
これら又は光をエネルギー源として生育する生物)と見るべきではない。
2.従属栄養生物(生育に必要な炭素を得るために有機化合物を利用する生物)は、光合成で作られた炭素より白化したサンゴとってはより重要な炭素源になる。

もう少し内容を箇条書きにします。(実験で使用したサンゴは、Montipora capitata, Porites compressa, Porites lobata。これらは、SPSに分類される)
・褐虫藻は100%以上の糖をサンゴに供給することが出来る
・サンゴが使用する炭素は主に呼吸に使用される(単純な「呼吸」ではなく、細胞内にエネルギーを作るための生物化学反応)
・褐虫藻がサンゴに炭素を供給するとき、褐虫藻は糖水を滲みだして行う
・褐虫藻から得た糖は、40%以上がタンパク質と結合してミューカス(glucopolysaccharide)として排泄する
・褐虫藻は、N及びPをサンゴに供給することができないので、サンゴは違う形でNとPを取り込まなくてはいけない
・サンゴは、NとPを動物性プランクトンから取っている
・動物性プランクトンからサンゴが摂取する炭素は、過去の論文で記載された以上に重要であり、その量も多い(46%以上の炭素は、褐虫藻からではなく、動物性プランクトンから来るとの結果もある)
・白化したサンゴは、より多くの炭素を動物性プランクトンから取る(147%以上の必要炭素を動物性プランクトンから取れる。要するに、動物性プランクトンが多い環境では、褐虫藻がなくても生存することが可能
・サンゴは端脚類(ヨコエビなど)、えびの幼生、ノープリウスなどを捕食している
・サンゴは、400μm以下の動物を捕食している。ポイントは、バクテリアや微生物ではない
・水槽内で飼育しているサイズのサンゴは、1時間に約3~50の小さい動物性プランクトンを捕食している

参考
Reef Life July/Aug 2009 Volume1, Number2

感想
やはり自然界では、SPS類でも動物性プランクトンを捕食し、それを炭素源にしているってこと。じゃー、サンゴはバクテリアから栄養を取れないのかなあ?それだと随分勘違いしていたことになる。もし、プランクトンや褐虫藻が少ない状態のとき、サンゴはバクテリアを捕食するようになるのかな?
少し集中的にある個体だけに、SPSフードを与えてみようかな。
あと、共肉が剥がれていない状態の白化したサンゴは、動物性プランクトンを集中的にあげることで復活する可能性はありますね。実は、うちのSPSのフラグですが、真っ白ですがポリプも出していて元気?そうです。かれこれ4ヶ月ぐらいになります。

追記
記事をポストしてから少し分かったことがあります。上記では、サンゴはバクテリアを食べるのか?といった疑問を持ちました。サンゴがバクテリアを食べないと自分が理解していたZEOvit理解が?になります。で、Tetsuoさんが言われているBacterioplanktonと言う言葉です。これてっきりTetsuoさんが上手いこと作った造語だと思ってました。(←すいません失礼で。)ですが、違うZEOvitシステムを調べていて、実際に存在する言葉だと分かりました。Bacterioplanktonは、日本語で細菌プランクトン。要するにプランクトンの一種なのです。また、Bacterioplanktonがサンゴの餌になっていると言う事が幾つかのサイトでも書かれていました。これで、私のZEOvitの考え方は間違っていなかったように思います。
調べているうちに面白いのを発見しました。それは、Bacterioplanktonを調べるとCyanobacteriaも結構引っかかってくることです。ZEOvitでは、よくCyanobacteriaが問題になります。このあたり何か関係がありそうです。例えば、Bacterioplanktonを増える環境では、Cyanobacteriaも増える環境であるなど。

2009年07月07日

Brightwell Potassion添加剤

しかぱっちさん所でも取り上げられているBrightwellPotassion添加剤ですが、私も購入してみました。知ってる方もいると思いますが、ZEOvitシステムを販売しているKZ社もポタシウム添加剤を販売しています。しかも、私が現在使用しています。
さて、KZ社のものが500mlで$46するのに対し、Brightwellのものは500mlで高くても$13(安ければ$9.50)で購入できます。KZ社のものはBrightwell社の物の価格で3.5倍!!!
次に添加量を見てみます。
Brightwell: 50Gal 5ml/2days → 50Gal 2.5ml/day
KZ: 25Gal 1ml/day → 50Gal 2ml/day
両者ともボトルに記載されている添加量を元に計算しています。これを見るとBrightwell社のほうが25%ほど添加量が多いです。50Galタンクで計算するとBrightwell社のものが200日で使い切るのに対し、KZ社のものは250日で使い切ります。
では、1日あたりのコストに直すと、Brightwell社は6.5セント、KZ社は18.4セント。やっぱり3倍ぐらいKZ社のほうが高いですね。
まあ、あとは品質や効果の問題になりますね。

少しBrightwellのネタが多くなるかも。。。

2009年07月06日

魚さん達

魚水槽
現在の魚水槽ですが、タンクメイトはゴールドフレーク成魚とシリキルリスズメダイ(Chrysiptera parasema)だけです。現在のところ負のスパイラルからは抜け出した気がします。ただ、PE mysis(冷凍イサザアミ)しか食べないのが気にかかります。人工餌にちゃんと餌付かせなくては。。。
あとろ過がSeachemのMatrixを使用したウェット式なんですが、もう少し工夫したい感じです。って言ってもアイデアがないんですが。。。

チョウチョウ水槽
ミューラーズコーラルフィッシュ、レインフォーズバタフライフィッシュ、ゴールデンストライプトバタフライフィッシュだけが入った60cm規格水槽使用のチョウチョウ水槽ですが、現在のところ病気もなく無事に生きております。ただ、レインフォーズの体に血が滲んでいる気もしますが、元々の模様のような気もします。今で大体1ヶ月過ぎたあたりです。こちらもPE mysis(冷凍イサザアミ)しか食べないのが悩みです。もう少し工夫しないといけないですね。
こちらのろ過は、Eheim2217の中にしこたまSeachemのMatrixを入れています。あと、エアレーションのためにMJを水槽底に上向きに設置しています。
もう少ししたら、もう少し大きめのチョウチョウ水槽に引っ越してもらうつもりです。

サンゴ水槽
こちらはご不幸が。。。ハワイアンフレームラスの雌が飛び出して☆になってしまいました。。。今まで大丈夫だったので過信していました。LPS水槽を立ち上げたら、そちらに移動してもらう予定です。
最近、2匹ほどカリブの魚が入居しています。これが原因の飛び出しの可能性があります。やっぱヤッコにびっくりすることが多いのかな?
あと、Chromis flavicauda (Günther, 1880)も密かに入居しました。こちら見た目はシリキルリスズメダイそっくりですが、大きさやレア度は全く違います。大きさは7cmほどでブラジルやバミューダあたりの水深50m辺りで採取されます。その特定地域と生息深度のため中々アクアリウムトレードにのらないようです。ちなみに、こいつの醍醐味はフラッシングすることです。さてうちの水槽で見られるか?

2009年07月01日

レモンピールXエイブリーエンゼルの交雑種

Reef BuildersにレモンピールXエイブリーエンゼル(Centropyge flavissimus x C. eibli)の交雑種の写真が載っています。かなりかっちょ良いです!特に顔の辺りの黄色の下地に青のラインが。約1,200ドルだそうです。う~ん、ポチッ?