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2009年06月23日
栄養塩とSPSの色 Part2
前回の記事の自分の返信が長くなりそうだったので、記事にしました。
まず初めに、私のトチ狂った?記事に大御所さんからコメントいただけるとはありがたいです。海外では、人数がアクアリストの人口が多いからか、そもそも日本人と思考回路が違う?からか、とんでもないことをする人が結構居ます。でも、その中から面白い発見が出てきていると思います。また、それを他人と共有しようと言う物怖じしない?性格もあります。
だにさんが仰るように、SPSの色が薄くなるのには幾つかのパターンがあると思います。うちの水槽に限って言えば、「栄養不足よる色が薄くなる」があたっているような気がします。
Zeovitなどを使用すると本当に低栄養塩環境(試薬レベルで栄養塩すべて0に近い)になります。なので、サンゴの栄養としてアミノ酸添加で補ったり、大量餌食で魚に糞をさせたりしている人が多いのだと思います。
家の水槽の場合ですが、アミノ酸などの添加では「色」に関しては効果がありませんでした。また、VSVなども同じでした。VSVの目的は、Tetsuoさんが書かれているように水素供与体の添加ですよね。海外では、Carbon dosing(Cの添加)と呼んでいます。
以前少し触れたと思いますが、Redfield Ratio(レッドフィールド比)=C:N:P=106:16:1があります。このようなバランスが取れたときに、良い状態になるのかなと思っています。当初はCが不足していると思いCの添加しました。しかしながら、Cの添加をしても家の水槽ではSPSの色が上がらず、藻類が繁茂してしまいます。そこで、次に考えたのがNの不足です。(Pは、サンゴの骨格形成の阻害があると読んだので、考慮に入れていませんでした。)
たんぱく質⇒アンモニア⇒亜硝酸⇒硝酸塩⇒窒素が脱窒の流れだったと思います。家のシステムの強力スキマー、ゼオライト使用だと、サンゴに必要なNが取り込まれる前に取り除いているのではと考えました。(じゃースキマーを止めたり、ゼオライトを取れば?ということになりますが、スキマーのON/OFFは調整が難しいのでしていなく、ゼオビットはゼオライトがないと意味ないのでしていません。あと、Pがあがってきそうで。)
全然話は違ってきますが、カリウム濃度が極端に低いのが原因かもと思ったりもします。これは、強力な添加剤をもっているので、硝酸カリウムを添加する前に試したいと思っています。
栄養塩が減るとキレイになるSPSも家の水槽にはいます。パステル調になってキラキラしています。ただ、濃い赤、濃い紫、濃い緑系のSPSはそれぞれすべて薄~い赤、紫、緑になります。初めは照明の強さを疑いました。特に赤系は。それで光とSPSの関係について調べました。そこで分かったのはPAR値(光合成に必要な光の強さ)は、うちの水槽でも十二分にあるということでした。そこでやっぱり水質を疑い始めました。
結論から言うと、何も分かっていません。ただ、色々と試行錯誤している段階です。一つ分かっていることは、「水槽に不足しているもの」を見つけるのが難しいということです。これ分かったら解決ですものね。やっぱりベテランさんの感覚はすごいなと思います。
投稿者 TAKA : 2009年06月23日 09:55
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コメント
ちょっと私には難しいですが(かなり・・・)
非常に勉強になります。
外国の方の発想の自由さ行動力は
すごいものがありますよね。
投稿者 JJ : 2009年06月23日 18:17
本当にこの世界は広いですよね!
>やはりSPSは動物性プランクトンを捕食すると考えてよいのですね。海外の掲示板を見ているとそう書いていますが、日本人のアクアリストからそういわれたのは初めての気がします。
私は学者ではないですが、サンゴの読みものなどからもやはりそうではないかと思っています。植物性も食べることは食べると思いますよ!
またベルリンの神様と何度か直接お話したりHPなどから、微量の硝酸塩を添加してたとか海外の水族館はわざと硝酸塩がある井戸水を使うなど聞いたことがあります。
それにしても本当に奥が深い趣味ですよね!
日々勉強になってます^^ありがとうございます!
投稿者 まっすん : 2009年06月23日 20:04
大御所だなんて滅相もない。
結局何なのかと聞かれると全くわかりません。
否定は出来るけど、改革や新たな提案は出来ないし・・・(>_
それに比べ変な先入観持たず、野望を持って新たな事に取り組んでる人達は凄いです。
そんな人達に頑張って貰わないと。。
ちなみにうちは立ち上げ直後なのでVSVもアミノ添加も半お休み中。(少~しだけ添加中)
やっぱシステムがまともになってからでないとリスク高いし、正常な判断が付かないですもんね。
ただリセット前に添加した感じだと、うちもあまり変わらなかったかな??
もっと添加量が必要だったのかも??
まぁそのうち本格的にやってみます。
かつて2000年前後には無給餌SPS水槽が流行りました。
約200L水量で中型ヤッコ1匹程度なら無給餌で飼えると言われてました。
当然栄養塩は限りなくゼロに近い水槽で、皆さん綺麗なパステルカラーに揚がってたもんです。
SPSが飢餓状態で調子悪いかと言えばそんな事はなく、最高の調子で調子てどんどん増えてたもんです。
(当時SPSの交換会が流行ってました)
当時は「ポリプからの栄養補給は必要ない」が結論でした。
結局、SPSが生きる事については栄養添加は無くても大丈夫という事でしたが、色揚げとの関連はまだ語られていませんでした。
でもさすがにこんな水槽ではLPSやソフトコーラルはイマイチだった記憶が有ります。
・・・と昔話なら色々出来るんですけど。(>_
でもそうなんです。何かの成分が関係してるんです。
添加しただけで簡単に色が揚がるとか出来れば良いんですけどね。誰か~~
>海外の水族館はわざと硝酸塩がある井戸水を使うなど聞いたことがあります。
はいはい秋燐氏ですね。
サンゴにアンモニア添加する手も有りますよ。
但し魚はアウトでしょうけど・・・
投稿者 だに : 2009年06月23日 20:44
Redfield Ratioにこだわる必要はないと考えます。Redfield Ratio自体古いデータですし、例外は多くあります。第一に純粋な水質のデータではないということを考えてください。プランクトンの利用する栄養源の話です。
Redfield Ratioは餌(栄養源)としては重要な比率で、餌を論じる場合は適していますが、恒久的な水質を論じる場合は適していません。Redfield Ratioを徹底的に効率利用したシステムがKnop氏やジュリアンの飼育スタイルというものです。彼らの本や記事を読めば概要は把握できると思います。
投稿者 Tetsuo : 2009年06月23日 20:50
だに卿…笑。
ついでに情報を。
>当時は「ポリプからの栄養補給は必要ない」が結論でした。
現在、国外の研究者の報告からミドリイシに動物プランクトンを与えると成長が早いという結果から、栄養補給は好ましいという流れもあります。サンゴがプランクトンを捕らえるのはポリプではなく表面の粘膜からという考えです。説なので、反対意見ももちろんあります。でも比較実験では多くのSPSで動物プランクトン投与群の方が成長が早いです。
アンモニア添加。
これはされている方はいます。
私も似たようなことしています。
だにさんが言われるように濃度に注意です。
サンゴはこの程度のアンモニアでは死にませんが、魚は死にます。
投稿者 Tetsuo : 2009年06月23日 21:03
だにさん、Tetsuoさん
貴重なお話ありがとうございます。
すごく勉強になります。
だにさん、HPへメールさせていただいております^^良かったらまた見てやってください。
アンモニアの添加ですか!?
それは始めて知りました・・・・衝撃です^^;
>ポリプではなく表面の粘膜から
ポリプでの捕食ってこともありますよね?
以前「ゆ~ぞ~さん」からダイビングでSPSのポリプに絡まっているヨコエビのお話も聞いたことがあります。
私は批判することは全くしませんし何でも知りたい派なんですごく楽しいです^^
投稿者 まっすん : 2009年06月23日 21:23
JJさん、
書いている自分もよくわかっていません。経験もないですし、ましてや専門家でもないですから。笑
ただ、色々調べて自分なりに納得したいだけですね。要するに、自己満足したいだけです。笑
まっすんさん、
「硝酸カリウム サンゴ」でググッたら、水野さんという方とアキリンさんの名前が出てきました。そこには、1ppmの硝酸塩濃度にもっていくように記載されていました。
だにさん、
またまた、ありがとうございます。
>無給餌SPS水槽
すでにこれでよい結果が出ていたのですね。どんなパステル調だったか非常に興味があります。
こういう昔の情報をもっと知りたいです。2000年ごろの情報がネットに残ってればいいんですけどね。色々これからも昔話を聞かせて下さい。
Tetsuoさん、
どうもありがとうございます!
確かにRedfield Ratioを気にする必要はないですね。自分が言いたかったのは只単にNがC、Pに比べて少ないかな?ぐらいなことです。
少し前のCORAL誌にサンゴの褐虫藻のC:N:P比について書かれていました。非常に興味深かったです。
ベルリンシステムが安定するとアンモニアが多少検出される、と読みましたが、どのくらいの濃度なんでしょうかね?
投稿者 TAKA : 2009年06月23日 21:25
また出てきました。
良く考えるとtakaさん、ゼオビットなんですよね。
確かに従来システムの貧栄養とは全く次元が違います。
そりゃ確かに飢餓状態もうなずけます。餌バンバンも納得。
こりゃ失礼致しました。
でもこうやって見ると結構ゼオビットもシビアなんですね。
よい子の皆さんは真似しないようにして下さい。(普通の水槽でこれやると大変かも)
>当時は「ポリプからの栄養補給は必要ない」が結論でした。
誤解されそうな事書いたので自己レス。
有った方が良いんでしょうけど、無くても大丈夫。と言う意味です。
閉鎖された水槽で餌を与えるリスクに比べて、効果があまり無かったと言う事だったと思います。
その代わりDT’s(植物プランクトン)を添加するのが一時流行ってましたが・・
投稿者 だに : 2009年06月24日 08:24
だにさん、
お忙しい中ありがとうございます。
ゼオビットシステムを使用しているアクアリストで、本当にキレイにサンゴの色を維持している人は一部だと思います。
私も失敗者の一人でしょう。笑
DT'sは昔に流行ったんですね。こっちではまだ入れている人も多いですよ。私も数年前まで入れてましたから。どっちかというと、Oyster eggのほうがよいかも。
最近は、海外から?ライブコペポーダなどが輸入されているようですね。
投稿者 TAKA : 2009年06月24日 13:10
私の頭の中では サンゴに窒素は必要ですが 直接水から窒素を取るのがサンゴは苦手で 水中からは上手に窒素を吸収できない
でも 捕食による方法なら効率良く窒素を吸収できる
窒素もしっかりと吸収した方が色も上がると思ってます
なので窒素を添加すると言う方法は 個人的にはどうかと思います
水中の窒素をプランクトンに食べさせてから そのプランクトンをサンゴに食わせるのが良いのではと思ってるところです
これは あくまでも私の勘ですから特に確かな根拠はありませんが あえて検証する為に菌類の添加とその餌のみりんの添加と合わせてスキマーを止める時間を取ってバクテリアの増殖時間を稼いでみてるところです
その菌類が餌になるのかどうかは分かりませんが・・・・知りたいところです
投稿者 masaX : 2009年06月24日 21:26
masaXさん、
コメントの通りだと思います。違う場所で違う話から、サンゴが何から窒素を取り入れているか教えていただきました。そこには、サンゴは70%を捕食によって窒素を得ているとありました。
面白い記載もあり、褐虫藻は、アンモニアから窒素を取ると、褐虫藻も増えますが、褐虫藻自体も大きくなるようです。ちなみに、褐虫藻が微生物から窒素を取ると褐虫藻の数が主に増えるようです。
投稿者 TAKA : 2009年06月25日 09:50