2009年04月14日
魚は必ずQTで様子を見て導入しましょう
はい、タイトル見て私に何が起こったか想像が付くと思います。。。あ~、自分がアホでした。。。せっかくキンチャクダイも餌爆食いになったのに。。。
少し前にミゾレチョウとスミレヤッコを購入しました。少し忙しかったのもあり、水温を合わしながらエアレーションしてから、本水槽に直接入れました。
ミゾレチョウも初めから餌を食べていたので安心しきっていのですが、暫くして状況が激変。まず、マダラハナダイがLRから出てこなくなった。この時点では、新魚の導入でビビッていると想像しました。その後、キンチャクダイの呼吸が早くなりあまり泳がなくなった。一応餌は食べていたので、暫く様子を見ることに。この時点では、呼吸以外の異常は見当たりませんでした。
あまりにキンチャクダイの呼吸が早いのといきなりミゾレチョウが死んだので、全魚をトリートメントタンクで治療をすることに。バクテリア感染と判断しAPI社のFran-2で治療することに(成分は下を参照)。処方されている量の半分を投与しました。まず、スミレヤッコが翌日に。マダラハナダイ2匹がその翌日に。キンチャクダイがその翌日に☆になりました。治療が遅かったのか、それともバクテリア感染ではなく寄生虫だったのか未だにわかりません。ショックすぎて。。。病気が発症する前に、新たな魚も注文していたのですが、この状況なので魚水槽に入れるわけにはいきません。一応、別水槽を立ち上げてそちらで様子を見ています。
QT(Quarantine Tank=検疫水槽)でいつも様子を見るのですが、今回に限ってとばしてしまいました。治療方法ももう少し考えなければいけないですね。
現在は、ヤドカリなどのクリーナ部隊がいるだけになっています。
皆さんどうやられているかご教示頂けると助かります。
Furan-2:API社
・主成分:Nitrofurazone & Furazolidone
・効能:グラム陽性・陰性バクテリア感染
投稿者 TAKA : 2009年04月14日 15:32
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コメント
細菌による感染症で抗生物質をつかわれるのは常套手段ですが、薬剤の耐性化には注意が必要です。
わかりやすく申し上げるとすれば、TAKAさんのケースでは規定量の半分を投与したことにより起炎菌が”半殺し”状態になってその薬に対する耐性を獲得したのではないかと推察されます。
細菌感染症の場合は耐性を獲得させないために初期に大量投与(フロントローディング)し、徐々に投与量を減らす(ローディングドーズ)方法が主流になっています(ヒトではね^^;)。いずれにせよ抗生物質の半量投与は耐性化をさせるのみでメリットはないように思います。半殺しによる弊害はガン細胞と同じですね。
厳密にはPK/PD理論などありますが、水槽という開放状態ではPDを重視したほうがいいと個人的には思っています。
投稿者 しかぱっち : 2009年04月15日 09:19
しかぱっちさん、
毎度ありがとうございます。さすが本職人の書き方は違いますね!
半分がまずかった可能性があるのですね。半分にした理由は、ハナダイがいたからなんですよねえ。薬に弱い?って考えたので。結果的にそれが良くなかったかもしれませんね。
今度は、規定量をきっちり投与したいと思います。
しかし、凹みます。。。
投稿者 TAKA : 2009年04月15日 11:01
魚の検疫は面倒ですよね、昔は淡水浴をしてある程度寄生虫を駆除してから導入していましたが、最近ご無沙汰です
tetsuoさんのブログで取り上げられていたリバイブがお手軽で便利そうなので試してみたいですね
好みの魚がこぞってマニラ便なので、買う魚は殆どマニラ便なのですが
感染症や寄生虫が蔓延して魚を落とすことは不思議と無いですね(新入りだけが状態を落として死ぬのは多々ありますが…)
状態の安定した古株の魚が二日三日で死ぬのは感染症や寄生虫ではなくトリートメントタンクの水質の不安定さ、新入りの餌付けによる水質の急な悪化に原因がある様にも思えます
ともあれご冥福をお祈りします
投稿者 ベル : 2009年04月16日 06:14
ベルさん、
リバイブは珊瑚専用だと思います。やはりGFGなどで薬浴してからQTに入れ、そこでしばらく様子を見るのが良い気がします。
>感染症や寄生虫が蔓延して魚を落とすことは不思議と無いですね(新入りだけが状態を落として死ぬのは多々ありますが…)
5年ぐらい海水魚をはじめてなりますが、こんなことが起こったのは今年が初めてです。
今回言えることは、一部のショップの魚は病原菌をもっている可能性があると言うことです。
>状態の安定した古株の魚が二日三日で死ぬのは感染症や寄生虫ではなくトリートメントタンクの水質の不安定さ、新入りの餌付けによる水質の急な悪化に原因がある様にも思えます
ここがよくわからないのですよねえ。魚水槽の水質(アンモニア・亜硝酸・硝酸塩)は常に測っていましたし、濃度も問題ないレベルでした。そこに2匹足しただけでこれらの濃度が急激に上昇したとは考えにい気がします。餌付けと言ってもそれほど多めに餌をあげていませんし。
魚の症状としましては、呼吸が早くなり、そのご眼が白濁(マダラだけ)、そして鰭が溶けてきました。
ベルさんの言われるように、状態が安定した古株魚が一挙に落ちたのが、感染症・寄生虫が原因とは言えないかも知れません。もしいたら非常に怖い存在です。
投稿者 TAKA : 2009年04月16日 13:17
>呼吸が早くなり、そのご眼が白濁(マダラだけ)、そして鰭が溶けてきました。
うーん、粘膜に感染する何かだったのですかねぇ
エラがやられて酸欠でアウトだったのでしょうか?
いずれにしろ怖い存在ですね
スミレとミゾレが黒だとすると矢張りマニラ便には魔物が潜んでいるのか…
投稿者 ベル : 2009年04月17日 07:57
ベルさん、
スミレは来たときから薬物に犯されている感じでした。フラフラしていてどこかボーっとしています。もうUSでスミレを買うことはないでしょう。まあ、沖縄産が輸入されるようなら買いたいですが。
マニラ便と言うよりは、ショップの状態が悪いように思います。当然きちんとした設備がないと羅病している・してしまう魚が増えると思います。
投稿者 TAKA : 2009年04月17日 13:05
はじめまして、
寄生虫と細菌が原因の場合で手当はちがってくるので、死魚が出た時点ですぐ解剖し、どちらが原因が見るとよいと思います。
100ドルの安い顕微鏡で十分なので、鰓と表皮粘膜を中心に見ると(Basseer, Diseases in Marine Aquarium Fish などに寄生虫写真がのっています 解剖の仕方も書いてあります)わりと簡単にみつかります(できるだけ死後直後かつ海水を検体にたらすと虫が生きて動いているのでわかりやすい)。
寄生虫のほとんどは原生動物(白点など)か扁形動物(ギロダクチルスなど)かのいずれかです。前者は気付きやすいですが、後者はなかなか外観からわかりにくく、今回のような呼吸困難になって死んでしまうことが多いようです。
寄生虫が見つからなければ高い確率で細菌が原因だと思われます。これは安い顕微鏡では内臓が痛んでいる程度しかわかりません(結核の場合には結節が肉眼で見えることもあります)。
抗生物質を与えるか、フォルマリンやパラガードのようなアルデヒドによる殺菌を行うかですが、抗生物質は効きにくい場合が多いように思います(オキソリン酸(日本の製品名パラザン)が比較的効きます)。
パラガードの主成分のアルデヒドには興味があります(それでこのサイトにたどりつきました)。香港か米国でいずれ入手したいものです。
クロロキンはすでに試されましたか?私はマラリア用の薬を転用しましたが、期待される寄生虫への薬効は見られませんでした。そちらでもそうでしたらば、これらの虫にはオゾナイザーや殺菌灯で予防の上、多量発生の場合にはアルデヒドを使うのが無難かと思います。
パラジカンテル(扁形動物に有効)がうまくいかなかった理由ですが、Hikariの製品は効きが弱いというほか、たしかに副作用的に宿主の調子が悪くなることがあると思います。では!
投稿者 ha : 2009年11月21日 22:38
haさん、
はじめまして~。
専門に研究されているのでしょうか?非常にお詳しいですね。
クロロキンはまだ使用していませんので、機会があれば是非試したいと考えていましたので、今回使用しようと考えています。
投稿者 TAKA : 2009年11月24日 14:04