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2009年01月19日
薬名と成分
色々な薬とその成分の自分のためのメモです。病気の見極めが一番難しいと実感しています。見極めができれば、それに見合った薬を使用するだけでよいですから。ただ、どの成分のものが良く効くのかがよく分かりません。
自分が読んだ本には、ホルマリンとマラカイトグリーンの組み合わせは非常に効率がよいと書いてありました。ベテランには当たり前のことかもしれませんが、私は全然しりませんでした。
E.M. Erythromycin:API社:
・主成分:200 mg Erythromycin
・効能:バクテリア感染
Formalin:AQUARIUM PRODUCTS社
・主成分:37% formaldehyde溶液
・効能:内部・外部パラサイト感染
Furan-2:API社
・主成分:Nitrofurazone & Furazolidone
・効能:グラム陽性・陰性バクテリア感染
Maracyn-Two:Mardel社
・主成分:Minocycline
・効能:グラム陰性バクテリア感染
Triple Sulfa:API社
・主成分:Sodium sulfathiazole, Sodium Sulfamethazine & Sodium Sulfacetamide
・効能:Sulfaを主成分とした広範囲抗生物質
CLOUT:AQUARIUM PRODUCTS社
・主成分:PHOSPHONIC ACID (2,2,2-TRICHLORO-1-HYDROXYETHYL)-DIMETHYL ESTER
・効能:バクテリア感染以外の病気
Super Ick Cure:API社
・主成分:Malachite Green & Nitrofurazone
・効能:バクテリア・パラサイト感染
投稿者 TAKA : 2009年01月19日 11:27
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コメント
私だったら急性毒性や発ガン性もなく人間様にも安心なMCsやTCs、サルファ剤を使いたいですが、耐性獲得を避けるために初期大量投与でドカンと叩くべきでしょうね。魚へのローディングドーズの方法が未だ確立していないのが残念です。
投稿者 しかぱっち : 2009年01月20日 03:39
しかぱっちさん、
さすが本職の方は違いますね!
MCsってMinocylineでTCsはTetracylineのことでしょうか?
サルファ剤の薬は、魚に関係なく、人間にも良く効くものなんでしょうか?記事中のTriple Sulfaはきつそうな薬です。
ところで、PHOSPHONIC ACID (2,2,2-TRICHLORO-1-HYDROXYETHYL)-DIMETHYL ESTERはご存知でしょうか?あまりネットでもひっかからなかったので。
投稿者 TAKA : 2009年01月20日 15:00
MCsはマクロライド(Macrolide)系のことでErythromycinがそれにあたります。TCsはご名答でTetracyline系でミノサイクリンがそれにあたりますね。いずれも古い薬ですが臨床ではとくにミノサイクリンは今でも良く使われます。マクロライドはエリスロより新しく良い薬がいくつかあるのでそちらのほうが多く使われますが、エリスロも注射ではたまに使われます。
サルファ剤は皮膚や血液系の重大な副作用も報告されていたり、なんといっても古すぎる薬で儲からないためか昔ほどは使われていないと思いますが、臨床ではMRSA感染症に最後の切り札的な扱いでトリメトプリムtrimethoprimとの合剤(ST合剤)が主に使われていますね。抗菌剤としてサルファ剤単独で使われることはほとんどなく、医療用でも一成分SULFADIMETHOXINEのみです。たぶん。。
さてPHOSPHONIC ACID (2,2,2-TRICHLORO-1-HYDROXYETHYL)-DIMETHYL ESTERですが、わからなかったので調べたところ、正式な化合物名はdimethyl 2,2,2-trichloro-1-hydroxyethylphosphonateで、別名トリクロルホン(trichlorfon)、メトフォリネート(metrifonate)ですね。有機リン系殺虫剤ですが、大昔に臨床でも使われていたようです。今ではこんな毒性が強い薬がヒトに使えるわけがありませんね。サリンやメタミドホスと同じ様なもんです;
しかし魚病薬って原始的な薬が多いですね。
投稿者 しかぱっち : 2009年01月21日 07:39
しかぱっちさん、
半分理解していませんが(苦笑)すごくためになります。
>トリクロルホン
ありがとうございます!ちなみに、この薬のパッケージには、カリフォルニアのリサーチでは発癌性物質との結果があると、記載されていました。怖
ところで、魚の薬を海水に溶かしたり、混ぜたりするときは素手はまずいのでしょうか?ちょっとサルファ剤が皮膚・血管に副作用を及ぼすというところで心配しています。一応ゴム手袋は手配しましたが。。。
投稿者 TAKA : 2009年01月21日 10:43
サルファ剤の重大な副作用はあくまでも経口投与か静注投与での場合なので、魚病薬として使う分には外用ですし、濃度もきっと凄く薄いでしょうからあまり心配ないと思います。まあ保障はできませんが。。副作用のない薬なんてありませんしね^^
ちなみにFDAの医薬品情報 http://www.accessdata.fda.gov/scripts/cder/drugsatfda/index.cfm ではsulfathiazoleやsulfamethazineを含有する医薬品はすべて市場から撤退してますね。sulfacetamideは撤退している銘柄も多いですが、点眼薬や眼軟膏、ニキビのローションとして細々と市場に残っているようです。ローション剤が一番参考になるのではと思ったので、DIのURL貼っておきます http://products.sanofi-aventis.us/klaron/klaron.html 。副作用発生率は2%未満で紅斑、かゆみ、および浮腫くらいでしょうか。
繰り返しますが、魚の治療ではかなり薄めるでしょうからまず心配ないでしょうね。
マラカイトグリーンやニトロフラン系のように養殖魚に使用が禁止されている薬の入った水を触るのにはちょっと抵抗ありますよね。発がん性といってもタバコに比べれば大したことないような気がします(かくいう私はスモーカーですが)。これらはすぐに洗えばよいのでしょうけれど、ホルマリンやトリクロルホンはどのくらいの濃度が入っているかわかりませんが私だったら素手はちょっとカンベンですね。マスクとゴーグルまで付けちゃうかも。
投稿者 しかぱっち : 2009年01月21日 13:15
しかぱっちさん、
確かに人間に効く量と魚に効く量は絶対的に違いますよね。少し安心しました。
が、マリンやトリクロルホンはその限りではなさそうですね。簡易マスクとゴーグルは用意しようかなあ。
投稿者 TAKA : 2009年01月21日 13:48